天使の代理人 [読書 & 子供の絵本]
以前読んだ『嫌われ松子の一生』が好きだったので、同じ著者の『天使の代理人』を読んでみました。
『天使』とは赤ちゃんのこと。正確には胎児のことで、テーマが人工妊娠中絶ということもあり、今読むか実は少し迷いました。予想通り、胸が締めつけられるような場面もあり、途中読み進めることができない時もありました。
本の中で、”胎児は人間か?”という問いが何度か出てきます。
望んだ妊娠か否かで感じ方が違うし、男女間にも考え方に大きく差があるので、どんな選択が正しいかなんて答えは出ません。ただ私自身は、妊娠して初めて赤ちゃんの心音を聞いた時の感動を思い出し、人間かどうかなんてことより、確かに『生きてる』と実感できるのに、と思われてなりませんでした。
女性は、出産か中絶かの選択を迫られたり、妊娠するタイミングを悩んだり、妊娠できるのかという不安の中で身をもって何かを感じることができます。
この作品は著者も男性ですが、是非沢山の男性に読んでもらいたいと思いました。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
ファイヤーキングをウェブショップにて販売しています。
是非ショップの方に遊びにいらしてください。
皆さまのご来店、心よりお待ちいたしております。
ファイヤーキングストアメイズ/Fire King store maze
コメント 0