だんな出廷する② [日常のことなど]
そして裁判当日、10/11(水)。
いきなり余談ですが、裁判だからといってリリアンも夫も会社を休んだり半休を取ったりしません。
そういうところは、アメリカの会社は融通がききます。(彼の会社だけ?)
”家の都合”で遅刻・早退、よくある話です。
さて、話は戻って裁判。
裁判所に到着し、時間待ちしていた夫。誰かに名前を呼ばれて振り向くと、そこに居たのは彼にチケットをきった警察官。
『ちょっと話がある』と言うので聞いてみると・・・・。
『君のスピードオーバーは32マイルだったけど、僕がミスをしたことにして10マイルに減らしてあげる。ポイントも4ポイントから2ポイントにしてあげるから、それで手を打たない?』
えー、そんな交渉ありえるのでしょうか?
”交通違反には慣れている”リリアン曰く、
『そんなのおかしい。私は40マイル以上オーバーしたけど、裁判でポイントは免除されて、罰金だけで済んだ!』
まぁ、その言い分もどうかと思うけど・・・・。
それでも警察官は、『どうしてもポイントは免除できない』と言うので、彼の申し出通りの内容で手を打ち、夫らは裁判にのぞみました。
そして裁判スタート。
判事は傍聴席に座っているリリアンを見て、夫に『彼女は通訳のために来たんでしょう?』と、英語が下手なことがすっかりばれている様子。でも判事はゆっくり分かりやすく話してくれたようで、結局リリアンの出番はなかったそうです。
事前交渉通り警察官は自分のミスを認め、夫は罪を認め、難なく裁判は終わりました。
結局夫は2ポイント加点され(ペンシルバニアの交通違反は最高10点まで加点される)、罰金82.50ドルを支払って帰ってきました。裁判の予約時に50ドル前金を支払っているので、罰金の合計は132.50ドルです。
チケットをきられた時には、190.56ドル支払うようにと書類に書かれてあったので、罰金とポイントの減免のために、やはり裁判所には行くべきなんだと思いました。
今、裁判が終わって繰り返し考えてみても私には理解できないことばかりです。
そもそも何のための裁判だったのか、何で事前交渉する必要があるのか、警察は信用できるのかできないのか、アメリカのシステムは本当に合理的なのか、アメリカ人はそれで納得しているのか??? などなど。
私が日本人だから理解できないのか、想像力が足りないからか・・・・。とにかく今回の件は非常に勉強になりました。でも、もう2度とごめんです!
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ためになりました。うちの方も一緒かしら?
私もリリアンさんが欲しいです。頼りがいがありますね。
by (2006-10-16 06:53)
ためになりましたか(笑)。
でも、参考になる日が来ないことを祈ります。
あまり公的機関のお世話になんてなりたくないですものね・・・・。
by しん (2006-10-17 02:06)