だんな出廷する① [日常のことなど]
約3ヶ月前、夫は交通違反でチケットをきられました。
深夜のハイウェイを32マイルオーバー、約140km(以上?)で走っていたからです。
まぁ、情けないにも程があるというものです。
この辺りでは路上に人の姿はないものの、鹿が飛び出してくることが珍しくなく、特に夜中は本当に危ないのです。ぶつかってしまったら大事故になりかねません。
そんな分かりきったことを、いい大人の男に深夜せつせつと説教したのでした。
翌日、とりあえず早く罰金(190.56ドル)を払った方が良いだろうと、guilty(罪を認める)欄に印をつけたチケットとチェック(小切手)を同封して、早速ポストに入れておきました。
(自宅のポストに入れておくと、郵便局が毎日回収に来てくれるので)
すると夫が会社から電話をかけてきて、
『やっぱり罪を認めるのはやめるから、封筒は出さないで!』
とかなり慌てている様子。
幸い、まだ郵便は回収されていませんでした。
帰宅後話を聞くと、
『とりあえず罪を認めずに法廷へ行け!』
と同僚に助言されたそうです。
しかも別の同僚の話によると、彼女のご主人は警察官らしく、
『警察官が出廷しないこともあるから、その時はラッキーよ。』
だそうです。
要は、法廷に行かない場合、ポイントは付けられ(ペンシルベニアは加点)、言い値そっくりそのままの罰金を払わないといけないから損をする。裁判で罪を軽くしてもらえるよう交渉しなさい、ということだそうです。
アメリカの裁判システムについて何も知らなかった私たち、非常に勉強になりました。
日本ではこのような場合、警察官が『絶対』というイメージがあるので、アメリカのシステムはある意味、双方にとって平等。ある意味、警察官でさえ信用できないということでしょうか。
数日後、”交通違反には慣れている”同僚リリアンに付き添ってもらい、夫は裁判所へ手続きに。
50ドルのチェックを前金として入金し、10/11(水) 午前10:15スタートの予約を取って帰ってきたのでした。
・・・・・・つづく・・・・・・
もうすっかり秋・・・
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関西より少し早い秋の訪れですね♪
それにしても...
事故を起こして怪我したり、死んじゃったりしたらどうするよ。
残された人のことも考えてもらわないとね。
想像したら怖いよ。
しっかりお説教して正解だよね。
by マキ (2006-10-13 12:17)
日本の常識とは全く違う世界ですよね(笑)
読んでてちょっと面白かったです(すいません)
by (2006-10-13 12:50)
マキさん
そうなのよ。ほんと、いい大人のすることじゃないよね。
でもさすがに数日間はシューンとして落ち込んでた。
だいぶ懲りたんじゃないかな(笑)。
by しん (2006-10-14 00:26)
saramiさん
コメント有難うございます。
いやいや、面白がっていただけて嬉しいです。
この国では、日本的な”常識”とか”普通”って感覚にとらわれていると
とんでもないことになってしまうようです(笑)。
by しん (2006-10-14 00:33)