カンパニーピクニック

夫の会社では年に2回、社員とその家族が集まる行事があります。
それは、夏のピクニックと冬のクリスマスパーティです。
週末、そのピクニックに参加してきました。

場所は、『ピクニック場』とでも言うのでしょうか。
大きな敷地内の一部にパビリオンと呼ばれるものがあって、そこをグループ単位で貸しきります。

正午集合のはずが、私たちは30分程遅刻。それなのに、まだ数人しか来ていません。
みんな車なので、約束の時間はあってないようなものです。

日本ならこういう行事の時、誰かが挨拶したりしそうなものですが、もちろんそんなものありません。
バッフェコーナーがあるので、そこでハンバーガーやホットドッグ、サラダやBBQなどをとって、おのおの食べ始めます。
ひとしきり食べてお腹がふくれたら、再びおのおの『ピクニック場』内で散らばり始めます。

プールで泳いだり、

サッカーをしたり・・・・

バスケットコートやテニスコート、子供用に滑り台や砂場なんかもありました。

私たち夫婦を含む6人はゴルフのショートコースへ。
3・3に分かれ、夫の同僚リリアンのフィアンセ、ポールと一緒にまわることになりました。
彼は米軍の人。初対面だったので、最初はちょっと構えてしまいました。
アメリカでは軍に入ると奨学金がもらえるので、彼のように大学や大学院に行くために入隊する人が少なくありません。奨学金ではなく、国籍や市民権が欲しくて前線に行く場合もあるでしょう・・・。
でも彼はとっても気さくな人で、おまけにゴルフが上手！夫婦揃って的確なアドバイスをしてもらい、非常に勉強になりました。下手（←ゴルフも英語も）な私たちと一緒で、彼は大変だったかも（笑）。

ゴルフを終えてパビリオンに戻ると番号札を渡され、おもむろにゲームが始まりました。
あれだけバラバラに行動していたのに、不思議とその時はみんな揃って席についていました。
ゲームと言っても、くじ引きで自分の番号が当たれば50ドルもらえる、という単純なやつです。
当たりは全部で20人。うちも50ドルゲットしました！

ゲームが終わると、これまたしめの挨拶などもなく、ポツポツ帰る人あり、談笑する人あり、まだ遊んでいる人あり。
彼の会社はとても国際色豊かです。中国系・インド系・中南米やヨーロッパ出身の人もいて、国籍も宗教も肌の色もさまざま。だから、アメリカの国家を歌わされたり、お祈りをしたりすることのない、みんなそれぞれ好きなことをして楽しむ、自由な雰囲気のピクニックでした。

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